
近年、物質文明の発展のおかげで、私たちをとりまく社会は大きく変化し、みかけの上では大変豊かな生活が出来るようになりました。
しかしながら、開発に伴う自然破壊、化石燃料の大量使用による大気汚染の進行、あるいは物質優先主義による人心の荒廃など、失ったもの、失いつつあるものも少なくなく、今ほど自然環境や社会、人間のあり方などを問われているときはありません。
そのような中で、自然の中での生活体験や諸活動を通して、自然と人間の関わり方などを知ることの出来るキャンプ活動が、ますます重要になってきました。
. 我が国におけるキャンプ活動は、明治末期から実践され、多くの成果を上げてきました。
中でも社会教育団体は、青少年の健全育成を目的として組織的にキャンプを実施し、日本のキャンプ界の発展に大きな影響を与え基礎を作ってくれましたが、現
在では、そのような団体に留まることなく学校教育に、あるいは地域活動や家族の余暇活動にと、キャンプ活動が広く一般に普及して参りました。
兵庫県は歴史的にも、日本を代表するような多くの著名なキャンプ活動の指導者を輩出し、かつ野外活動施設や活動実践の状況からいっても国内の先進地域で
あると思われます。しかしながら現在、社会教育団体や地域団体、グループなどは活発に動いていながらも、キャンプ活動の健全発展を願う者の全県的な組織が
充分に確立しておりません。
時あたかも兵庫県では、知事主宰の「心豊かな人づくり」のための懇話会が開かれており〈自然と人とのふれあい〉が重要なテーマとなっています。また、神戸市においても、昨年度には野外活動検討委員会がもたれ、キャンプなどの野外活動の重要性が説かれました。
このようなことからおしはかりますと、本県において、青少年の健全育成の目的としてはもちろんのこと、余暇、生涯教育の観点からいってもキャンプ活動が重要なものになることはまちがいありません。
一方、昭和41年に発足した日本キャンプ協会は現在社団法人化をはかっており、同時に全国の支部の組織化を進めていますが、既に以下の17の都道府県でキャンプ協会が設立されています。
※ 都道府県キャンプ協会(設立順)
山口県、熊本県、島根県、鹿児島県、新潟県、京都府、福島県、東京都、香川県、群馬県、
愛知県、沖縄県、千葉県、埼玉県、富山県、神奈川県、三重県
以上のような現状をふまえた上で、兵庫県でも早急にキャンプ協会を作る必要があるものと考えるしだいです。(昭和62年11月1日、兵庫県キャンプ協会設立呼びかけ趣意書)

兵庫県キャンプ協会は昭和63年4月にキャンプを中心とする野外活動の健全な発展に貢献し、会員相互の連携と資質の向上をはかることを目的に設立されました。
事業としては、
1.普及と振興
自然の中で体験を通して、自ら学ぶことを大切にしています。
幼児、年少者、ファミリー、高齢者と幅広く普及をしています。
2.指導者の養成
野外活動としてキャンプの指導者の養成を行っています。
キャンプインストラクター養成講習会の開催
キャンプディレクター養成講習会の開催
3.指導者研修
キャンプ及び関連する野外活動に関する情報提供を行っています。
野外教育研究会、指導者研修会の開催
4.キャンプ情報
キャンプ及び関連する野外活動に関する情報提供を行っております。
機関紙の発行、情報の紹介
兵庫県キャンプ協会では会の趣旨に賛同される方を募集しております。
兵庫県キャンプ協会連絡先
〒650−0011
神戸市中央区下山手通4−16−3
兵庫県民会館 8階 OAA気付 兵庫県キャンプ協会
TEL 078−333−7677 FAX 078−333−7677
E-Mail hyogo@camping.or.jp